さる10/22-23に行われた福岡デンタルショー、その中日の夜のお話です。
BSAメンバー6人は、福岡のグルメを堪能するべく、デンタルショーの際の行きつけのお店に突撃したのでございます。
ああ。
古事記では、海幸(兄)・山幸(弟)の兄弟が、釣具と猟具を取りかえっこしたところから仲がこじれる逸話がございます。
浦島太郎などの竜宮城神話の原点だと言われている物語ですね。
浦島太郎などの竜宮城神話の原点だと言われている物語ですね。
が、この話、海産物についてはけっこう描写があるにもかかわらず、山の食べ物はほとんど出てきません。
もともと山を管理する山幸が最終的には兄の海幸を支配下に入れてしまう話なんですが、
やっぱ海産物うまいよねーと、当時の人も思っていたんじゃないでしょうか!?
さて。我々の仲はここからこじれるのです。
事の発端は、6人のメンバーに対し8本の串焼き盛り合わせが配膳されたことでした。
当然、ジャンケンになりますよね?
勝ったほうから好きなものを取ることができ、さらに余った2本は有志による争奪戦となったのでした。
このときは、ヤリテの営業のアノーダさんが優勝を飾り、私くらっちはその後の余り物の争奪戦を連覇し、そのままジャンケン大会は幕を開けたのです。
ところが。
このときの観察を元に何がなく私が発した
「アノーダさん、チョキが多いのは珍しいですね」
という一言が、アノーダさんの歯車を狂わせてしまいます。
チョキは手の形が複雑な分、意識して出す人は少ないというのは統計的に示されています。
また、比較的知能指数が高い人が好む手としても知られています。
なので、アノーダさんを褒めたつもりだったのですが・・・。
初回優勝のアノーダさん、なぜか次から勝てなくなるのです。
連敗。
6人に対し8本の串盛りならおこぼれもありますが、5切れのオムレツとかだと無いわけですよ、何も。
「チョキが多いとか言うから意識していまうやないかー(四日市弁)」
などと連敗を私のせいにしていました。
回が進むと、誰もチョキが出せない異様な雰囲気に。
グーだけのアイコが連ちゃんで続くなど、緊迫した展開が続くのですが・・・
肝心なところでプレッシャーに負けてチョキを出して負けるアノーダさん。
「チョキ出したらあかんのや!」
と自らの右手を叱責するも、さらに連敗を重ね、おいしいものはことごとく食べられず、
「(刺身の)ツマすきなんやー」
ついには強がりを言い出す始末。
最終的には
「もう・・・勝てる気がせーへん・・・」
と心が折れ、なんだか大盛り上がりのうちに福岡の夜はふけて行ったのでした。
せやからチョキはだすなとアドバイスしたやないか!!
と言ってるんですが、プレッシャーに負けるのでなんともなりません。
ちなみに私は多人数じゃんけんは事故でもない限りまず負けません。
福岡の街は綺麗で、名古屋と違い道が曲がりくねっているのが楽しく、
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